インターバンドは、1998年以降カンボジア、東ティモール、スリランカ、コソボ、バングラディシュなどに市民監視団を派遣し、アジアの民主化を推進するNGO、ANFREL(Asian Network for Free
Election)と提携して活動を行っています。日本政府が派遣する選挙監視ミッションと異なり、参加者の意見を取り入れ、独自の視点で活動を行っています。
2004年12月26日にインドネシア沖で発生した未曾有の大災害、インド洋スマトラ沖巨大地震と津波が発生し、15万人以上と言われる犠牲者を出しました。インターバンドは、ANFREL(Asian Network for Free
Election)と共同で「スマトラ・ホープ」というタスクフォースを立ち上げ、アチェ支援を展開しました。この災害へのインパクトは大きく、復興支援活動の呼びかけに対し、国内市民社会を多くの反響がありました。インターバンドは、1月下旬から順次ミッションを現地に派遣し、支援のニーズを調査しました。その結果、現地NGOとの良好な関係づくりが構築され、様々なプロジェクト案が形成されました。インターバンドは、アチェ和平プロセスに関与することによって、紛争解決を通した社会開発、及びアジア共生を目指してきました。